高校生物の基本問題集1【高校生物の復習12】

生物学基礎

高校生物の復習の問題のページです。理解度をチェックしてみましょう。

括弧穴埋問題

下記の文章内の括弧に当てはまる言葉を答えよ。

生命は一見すると多様な姿をしていますが、その最小単位である( ➀ )に注目すると、すべての生物に共通する精緻なシステムが見えてきます。細胞は、( ➁ )によって外界と境界を設けることで自己の空間を確立し、( ➂ )などでエネルギーを変換する「代謝」を行いながら、( ➃ )の情報を次世代へ伝える「自己複製」を繰り返します。また、細胞は周囲の変化を常に監視し、( ➄ )の維持(ホメオスタシス)や環境に対する応答を通じて内部状態を最適に保ち、成長や分化を経てより複雑な個体へと組織化されていきます。そして、これらのプロセスを通じて生じる( ➅ )の微細な変化は、世代を超えた「進化」の原動力となり、生命という連続した現象を支えています。これら七つの要素は独立した機能ではなく、相互に深く連鎖し合っており、物理・化学的な反応の集合体が「生きている」という状態を実現させているのです。

解答例

➀ 細胞

➁ 細胞膜

➂ ミトコンドリア

➃ DNA

➄ 恒常性

➅ 遺伝情報

正誤判定問題

以下の10問について、「正」か「誤」でお答えください。

第1問 すべての細胞は、細胞膜によって外部環境と内部を明確に区別し、個別の空間を維持している。

第2問 ATPは、細胞が代謝を行う過程で利用するエネルギー通貨のような役割を果たす分子である。

第3問 細胞分裂の際、DNAの情報は必ずしも完全にコピーされず、一部はランダムに省略されることがある。

第4問 ホメオスタシス(恒常性)とは、外部環境が変化しても内部環境を一定に保とうとする性質のことである。

第5問 細胞は外部からの刺激を一切感知せず、自身のプログラムに従ってのみ活動する。

第6問 生物が成長する過程において、細胞は増大するだけでなく、組織に合わせて特定の機能を持つように分化する。

第7問 進化とは個体が生涯を通じて環境に適応し、自身の身体構造を大きく変えるプロセスを指す。

第8問 代謝には、物質を合成する働き(同化)と、物質を分解してエネルギーを得る働き(異化)の両方が含まれる。

第9問 細胞小器官(ミトコンドリアなど)は、細胞内の生命活動を効率化するための「役割分担」の場所といえる。

第10問 生命の七つの共通性はそれぞれ独立しており、互いに影響し合うことはない。

解答と解説

第1問:正 細胞膜は細胞内外の境界であり、生命活動に必要な内部環境を保つための必須の構造です。

第2問:正 ATPはエネルギーを化学的に蓄え、必要に応じて放出することで細胞内の多様な反応を駆動します。

第3問:誤 遺伝情報の正確な継承は生命の連続性において極めて重要であり、高い精度で複製されます。

第4問:正 細胞は浸透圧や温度などの変化に対し、自己の内部状態を適正に保つ高度な制御システムを持っています。

第5問:誤 細胞には受容体が存在し、環境からのシグナルに応答して遺伝子発現や代謝を動的に変化させます。

第6問:正 多細胞生物では、発生の過程で細胞は特定の役割を担うように変化し、多様な組織を形成します。

第7問:誤 進化は長い時間をかけた集団の遺伝的な変遷であり、個体の学習や成長とは異なります。

第8問:正 代謝は物質の合成と分解を通じたエネルギーの変換プロセス全体を指します。

第9問:正 細胞内では特定の機能を持つ小器官が分業することで、複雑な生命現象を秩序立てて実行しています。

第10問:誤 これらは相互に連鎖しており、一つが機能しなくなれば他の機能も維持できなくなるなど、密接に結びついています。

参考文献

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